重曹シャンプーとはその名の通り重曹を溶かしたものをシャンプーの代わりに使うことです。
クサイ頭皮臭の原因である皮脂汚れや毛穴詰まり、痒み、フケにお悩みの人なら一度は聞いたことがある人もいるであろう重曹シャンプー。
高い効果とその手軽さから注目を集めている重曹シャンプーですが、実はこれ正しいやり方で実践しないと思わぬトラブルを引き起こす原因になるんです!
誰も教えてくれない重曹シャンプーの正しいやり方や注意点を匂いに敏感な管理人、わたくし太郎が徹底解説致します!
目次
そもそも重曹って一体なに?

重曹(正式名称は炭酸水素ナトリウム)と聞いてパッと頭に浮かぶのは脂汚れの酷いキッチン周りのお掃除や、ベーキングパウダーとしてお菓子作りに使われるイメージがありますよね。
自宅のお掃除に使われる重曹は弱アルカリ性であるため、頑固な酸性の脂汚れを中和し普段落ちにくい汚れを落としやすくしてくれる働きがあります。
その中和反応を生かしシャンプーとして日常に取り入れることで、頭皮のいらない脂分を吸着させ、頭皮や毛根周辺の古い角質汚れ、皮脂つまりを落とす効果に期待ができます!
重曹シャンプーの3つの特徴
1 適度な研磨性
重曹はお湯に溶かすと弱アルカリ性になり油分を乳化する作用があり、油汚れの洗浄に最適です。
嫌な匂いを発するのは皮脂が酸化した匂いなので、この皮脂油を落とすのに重曹はぴったりです。
2 安全かつ安心
イメージ通り重曹は元々お菓子作りや料理に使われるもの。
口に入れても安全で洗顔料に入れて使う人もいるくらい肌に触れても問題なしなので頭皮にぴったりです。
3 化学成分不使用
重曹シャンプーは市販の重曹から自分で作るオリジナルシャンプーのため、市販のシャンプーのような化学成分が不使用で頭皮に優しいのです。
重曹シャンプーの嬉しい3つのメリットとその効果
重曹シャンプーの3つのメリットはとにかくこれ!!
- 「毛穴汚れを綺麗に落とせる」
- 「クサイ臭いの元を解消」
- 「高い殺菌作用で菌の繁殖を防ぐ」
この3つ!
まさに頭皮臭いに悩む人にはピッタリ!
重曹シャンプーは毛穴に詰まった頑固な皮脂汚れも綺麗に落とせる適度な研磨性がり、その研磨性がスクラブ代わりになります。
そして、頭皮毛穴に詰まった「油汚れ=皮脂」を綺麗に落としてくれるんです。
皮脂汚れは酸性なので重曹で中和することができ、臭いの元となる皮脂の洗い残しを解消し、殺菌効果もあるんです!
頭皮臭の原因である菌の繁殖も防いでくれるとゆう主婦の味方ならぬ、臭い奴の味方なんです♪
さらに…
血管を拡張してくれる作用もあるので、血流促進効果で薄毛や抜け毛にも嬉しい効果が期待出来るんです。
まさに一石二鳥ですね!
重曹シャンプーの作り方と正しい使い方

〜重曹シャンプーで準備する物〜
- 重曹(口に入っても安心な食用がオススメ)2杯
- 洗面器にお湯7割
〜重曹シャンプーの正しい使い方〜
- はじめにシャワーのみで全体を予洗いする(これだけで7割の汚れは落ちる)
- 混ぜた重曹シャンプーを頭に少しづつかける
- 爪を立てずに指の腹で揉み込むように洗う
- すすぎ残しがないようしっかり流す
- タオルドライ後、冷風で乾かす
手順はいたってシンプル。これだけです!とっても簡単。すごく楽(笑)
ただ、これだけでは洗浄力に不安があったり泡立ちが気になる…なんて人はちょっぴりシャンプーを加えてもOKです。
ただし、洗浄力の強すぎる界面活性剤入りの市販のシャンプーは必要な皮脂も落としすぎてしまう為、アミノ酸系シャンプーやノンシリコンシャンプーにして下さいね。
クエン酸リンスで髪のギシギシ解消
重曹シャンプーを流し終えたらここで一手間。
クエン酸リンス(酢リンスとも言われてる)で髪のキューティクルを守ります!
このクエン酸リンスは傷んでしまった髪の修復に効果的らしく、頭皮の乾燥や敏感肌に悩んでる人にもオススメ!
余計な添加物が入っていないので、毛穴詰まりを起こさずさらなる頭皮臭予防になります。
〜準備するもの〜
- クエン酸大さじ2杯
- 水500ml(水道水、精製水でも可)
- 容器(ペットボトルでOK)
手順は簡単!
容器に材料を混ぜて毛先を中心に馴染ませた後すすぐだけ。
クエン酸リンスを水道水で作った場合は早めに使いきるようにしましょう。
クエン酸リンスは酸性のため、重曹シャンプーでアルカリ性に傾いたのを中和し、弱酸性に戻す働きがあります。
そのため重曹シャンプー後、通常のリンスやトリートメントをするより髪や頭皮に優しいのです。
ちなみにあなたと同じく頭皮臭に悩んでるわたくしは、個人的にはシダーウッドがオススメ!
殺菌作用と皮脂の分泌を抑制する効果があるので是非一度お試しあれ!
重曹シャンプーを使う際の注意点
頭皮がクサイ私達には最適な重曹シャンプーですが、使い方や作り方を間違えると思わぬトラブルに繋がり危険ですので必ず注意点を頭に入れながらお手入れして下さいね!
- 食用の重曹を使う
- 重曹の濃度を濃くしない
- 爪を立てずに洗う
上記の3つは重曹シャンプーを使う際に特に注意が必要になりますので、重曹シャンプーを使用する前に必ずチェックしておきましょう。
食用の重曹を使う
重曹はドラッグストアやスーパーならほぼどこでも簡単に手に入ります。
ただし重曹は食用、非食用(清掃用)、医療用に分かれているため自宅で使用する際は、万が一のことを考えて安全性の高い食用の重曹を選ぶようにしましょう。
重曹の濃度を濃くしない
重曹シャンプーは濃度が濃ければ良いとゆう物ではありません。
濃度が濃すぎてしまうと髪の毛のタンパク質が分解されてしまい、髪の毛がパサついたり頭皮に炎症を起こしたりする場合があるため必ず使用量は守るようにしましょう。
爪を立てずに洗う
重曹は適度な研磨性があるため、ゴシゴシ洗いすぎると頭皮を傷つける可能性があります。
指の腹で揉み込むように洗うように心がけましょう。
また、敏感肌の人やアレルギー体質の人は最初から重曹シャンプーだけで使うのは避けましょう。
刺激が強すぎて痛みを引き起こす場合もあります。
その際は普段使っているシャンプーに少しだけ重曹を足して使い、慣れてきたら重曹シャンプーのみに切り替えましょう!
適切な重曹シャンプーの頻度
そもそもシャワーのみで7割の汚れは落ちるといわれていますから、重曹シャンプーのみならず通常のシャンプーも毎日は不要なんですよね。
重曹シャンプーはアルカリ性の洗浄になるため毎日使うと敏感肌の人は特に刺激に感じる人もいるかもしれません。
また、髪の細い人は濃度の強い重曹シャンプーを毎日使っていると茶髪になったり髪の色素が落ちやすくなる場合もあるようです。
重曹自体は人体に無害で安全性の高い物ではありますが、
使い始めの最初は1週間に1度〜10日に1度のペースから始めてみて下さい。
問題なければ様子を見ながら使用頻度を縮めてみて下さい。
汗をかきやすい仕事であるとか個人差がありますが、冬場は皮脂の分泌量や汗の量も夏程気にならないと思うので4日に1度程で十分です!
夏場は蒸れてクサさが倍増しますので…気になる時に!と、ゆうのが分かりやすいでしょうか(笑)
まぁ2、3日に1度で良いと思いますが、そこは自分で調整してみて下さいね!
まとめ
過度な皮脂分泌を繰り返していた人が正常な皮脂分泌量になるためには1カ月〜2カ月かかるとされています。
個人的には今まで感じていた「あ〜この脂っぽさがいや〜な臭いを引き起こしてるんだな…」ってゆう頭皮の嫌な脂っぽさはなくなりました!
そして洗い終わりはかなりスッキリ!!
使い方さえきちんとマスターし継続的に使用すればその効果は期待できると思います。
コスパも良いですし、この手軽さは試さざるを得ないですよね(笑)
夏に向けてスッキリ頭皮を手に入れたいそこのあなた!!重曹シャンプーで爽やか頭皮を目指しましょう!