顔汗にも効果があり汗が止まる漢方全まとめ!費用やメリット・デメリット

記事執筆者:太郎

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先祖代々続くワキガ家系に生まれたワキガサラブレッド。今回の記事では、中国4000年の歴史『漢方と汗』について

他の人が涼しい顔をしているのに、自分だけが顔汗をダラダラと流しているのは本当に嫌なものですよね。

いろいろな汗を止める方法を試したけどダメだったと悩んでいませんか?

しかし、汗をかくのは自然なことです。

ただ、人より汗をかくということは、身体のバランスをどこかで崩していることが考えられます。

そのバランスを整えてくれるのが「漢方」です。

ここでは、バランスを崩して汗をかく体の仕組みをパターン別に、なぜ汗をかくのか、具体的に対処方法等を、詳しく解説していきます。

今回ご紹介するように、漢方薬を利用することで、悩んでいた多汗症や顔汗が嘘のように治まることがあります。

漢方ってそもそもどんなもの?

漢方は身体のバランスを整える、中国に伝わる薬の処方のことを指します。

中国の「漢」の時代からの処方という意味で「漢方」です。

漢方では、身体のバランスを崩す原因を大きく5つに分けて考えます。

  1. 肝-ストレス
  2. 心-心配・不安
  3. 脾-食生活・運動
  4. 肺-風邪
  5. 腎-老化・過労・寝不足

これを「五行」と呼びます。

この5つの原因によって、身体のバランスを崩した際、天然由来の生薬によって、バランスを整えるのが「漢方」です。

多汗症や顔汗の原因となる「身体のバランスの崩れ」には、いくつかのパターンがあります。

体内にこもった余分な熱を、発汗して外へ出そうとする場合

・ストレスや心配・不安、食べ過ぎや運動過多などが原因で、「熱」を余分に体内にこもらせることでバランスを崩し、多汗症の症状が出ます。

発汗後はスッキリし、きつめの匂いをともなうのが特徴です。

過労、寝不足でも疲れがほてりとなって発汗を促します。発汗後、ぐったりするのが特徴。

匂いをともなうこともありますが、ニオイの程度はキツくはありません。

体内にこもった余分な水分を、発汗して外へ出そうとする場合

飲みすぎや運動不足、風邪・冷えなどで排尿量が十分でない場合、発汗して水分を外へ出そうとします。

こちらも、発汗後スッキリするのが特徴です。

一緒に熱がこもっていれば、蒸し蒸しとした汗をかき、強い匂いをともなうことがあります。

水分の代謝が悪く、循環していない水分を発汗で出そうとする場合

食生活やお腹の弱りにより、水分が消化吸収されず尿量が減少し、その分を汗として外へ出そうとします。

体力が落ち、汗腺が塞がらず、汗が漏れ出る場合

過労・寝不足で体力が落ち、暑くもなく動いてもいないのに汗が出ます。

これは発汗後にぐったりします。

身体のバランスの崩れは、自分自身では気づかない場合も多いので、漢方薬局で診てもらうことは、自分の体質を知る上でもいいことです。

実際に、多汗症には多くの漢方が用いられ、効果を発揮しています。

汗を止める効果がある漢方全まとめ『顔、手足、全身など部位別』

それでは、発汗に効果のある漢方薬にはどのようなものがあるのでしょうか。

実際に見ていきましょう。

熱が原因で発汗後スッキリするタイプ

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

  • 五行ー肝・心・脾
  • 汗をかきやすい場所ー全身

ストレス、心配、食べ過ぎなどで体内に熱がこもり多汗をもたらす状態の改善

竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)

五行ー肝

汗をかきやすい場所ー頭・ワキ

ストレスで体の緊張がきつい状態の改善

五苓散(ごれいさん)

五行ー脾

汗をかきやすい場所ー頭

食べ過ぎなどで体に熱がこもっている状態の改善

熱が原因で発汗後ぐったりするタイプ

六味丸(ろくみがん)

五行ー肝・腎

汗をかきやすい場所ー下半身・寝汗

過労などで身体がほてりやすい状態の改善

水分過多が原因で発汗後スッキリするタイプ

胃苓湯(いれいとう)

五行ー脾

汗をかきやすい場所ー手・足

食べ過ぎなどで下痢気味の状態の改善

白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)

五行ー脾・肺

汗をかきやすい場所ー全身

風邪をこじらせるなどして尿が出にくく汗がでる状態の改善

柴胡桂枝乾姜湯(さいこかけいしかんきょうとう)

五行ー肝・心・肺

汗をかきやすい場所ー全身

風邪をこじらせるなどして尿が出にくく汗がでる状態の改善

柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

五行ー肝・肺

汗をかきやすい場所ー全身

風邪をこじらせるなどして尿が出にくく汗がでる状態の改善

水分の代謝が悪いタイプ

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

五行ー脾・肺

汗をかきやすい場所ー全身

消化吸収の弱りから水分代謝が落ち、冷えも加わって、尿量が少なくなって汗が増える際の改善。

体力が落ちているタイプ

帰脾湯(きひとう)

五行ー心・脾

汗をかきやすい場所ー胸・掌

お腹が弱く、貧血気味で、緊張すると手のひらや胸に汗をかく状態の改善

ここに紹介したものは、比較的有名で、次に述べる「エキス剤」でも販売されているもののごく一部です。

漢方には、実は無限に近い処方があり、自分にあったものを服薬するのが一番です。

できれば、自分で診断できるようなツールがあればよかったのですが、漢方の診断は難しく、専門家に任せるのがいいでしょう。

漢方を処方してもらうにはどこに行くべき?そして処方されるまでの期間や費用はどれくらい?

漢方薬は、「エキス剤」という比較的飲みやすく効果の緩いものが、クラシエやツムラから市販されています。

こうしたものは大手の薬局、ドラッグストアーで簡単に手に入れることができますし、インターネット通販でも購入が可能です。

値段は、1500円程度のものから5000円くらいのものまで、種類や量によって変わりますが、比較的安く購入することができます。

漢方を処方してくれる内科であれば、保険の適用もあります。

ただし、より自分にあったものを選ぶなら、むかしながらの「漢方薬局」がおすすめです。

こちらは、問診など詳しく身体の状態を聞かれ、自分専用の薬を処方してくれるので、「エキス剤」に比べて効果が高いことが挙げられます。

その反面、値段は跳ね上がり、1万円から3万円くらいの予算が必要です。

問診には30分から1時間くらいの時間がかかり、処方にも30分程度の待ち時間がかかります。

よい漢方薬局を選ぶポイントは、「漢方学的」な説明があるところです。

西洋医学的に「成分」を重視する薬局がありますが、「成分」重視なら漢方でなくてもいいはずです。

そのため、漢方を選ぶなら、漢方学的な説明が詳しくされている薬局を選ぶのがよいでしょう。

また、よい漢方薬局では、舌を診る「舌診」や脈を診る「脈診」などをしてくれます。

なかには、鍼灸治療と並行して漢方を処方してくれるようなところもあります。

こうした方法は、本来の漢方のあるべき姿ですのでおすすめです。

漢方を顔汗で処方してもらうメリット

漢方薬を使って顔汗を治す1番のメリットは、身体のバランス自体をよくするため、ほかのさまざまな不調も整うことです。

制汗剤や手術では、汗を止めることもままならなかったり、汗を止めることでほかに不調が生じたりすることもあります。

それに比べ、漢方の目的は「身体のバランスを整えること」であるため、ほかの不調も整うことが多いのです。

たとえば、

「身体のほてりがなくなった」

「体臭、口臭がすくなくなった」

「身体のかゆみが止まった」

「便秘がなくなった」

「水虫が治った」など、ほかの症状も同時に改善されることがあります。

また、漢方薬の他のメリットは、体質に応じて自分専用の薬を処方してくれるという点です。

上にあげたようなタイプでも、いくつも重なっていたり、ほかにもバランスを崩している部分がある人もたくさんいらっしゃいます。

漢方薬局では、細かく体質を診て自分に1番あったものを処方してくれるので、ほかのどこの薬局にも売っていないオリジナルの方剤になるわけです。

漢方を顔汗で処方してもらうデメリット

体のバランスを根本から整え、汗を止める以外にも、他の体の不調を整えてくれる漢方ですが、メリットだけではなく、デメリットもあります。

1番のデメリットは費用面がかなり高額となってしまうこと。

通常、2週間分を処方されますが、ツムラ、クラシエの「エキス剤」であれば、2週間1500円程度。1ヶ月で3000円程度になります。

しかし、自分にあった漢方を作ってもらえる漢方薬局での処方の場合、1~3万円の予算が必要となります。

また、漢方は生薬を煎じて煮詰めて飲むことも多く、かなり「まずい」ので、飲むのも大変というデメリットはあります。

ぴったりあうものであれば、「エキス剤」でも効果は期待できますので、薬剤師さんに相談の上「エキス剤」から試すのもいいでしょう。

ただ、実際に煎じて飲む「自分専用」の漢方とは、かなり効き目において差がある事は覚えておいてください。

また、漢方は効果の現れ自体が遅く、中長期的に顔汗を改善する方法となります。

今すぐ、明日、明後日など短期的に汗を止める方法には向きません。

関連記事:漢方は長期的?すぐに効果がある顔汗を止める方法をご紹介

まとめ

漢方薬は、「お薬」ですので、副作用もありますし、一緒に飲むとダメな薬もあります。

ですので、必ず薬剤師さんに相談の上で購入するようにしてください。

もちろん、漢方薬だけでなく、身体のバランスを崩す原因である

「ストレス」

「心配・不安」

「食生活・運動」

「風邪」

「過労・寝不足」

などを意識して改善することは重要です。

とくに、腹八分目や適度な運動、睡眠時間の確保などは、今すぐ取り組めることですので、しっかりと実践してください。

関連記事:顔汗を今すぐストップさせたい!汗を止める方法全まとめ!

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