顔汗を止める為の手術は何科へ行くべき?各手術の詳細と保険適応の有無と各費用や特徴やメリット・デメリットをご紹介

記事執筆者:太郎

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先祖代々続くワキガ家系に生まれたワキガサラブレッド。今回の記事では、顔汗に本当に悩むあなたが一度は、考えたことのある手術の費用や詳細、手術を受けるメリット・デメリットについて

手汗や足汗ならあまり目立たないけど、顔汗は目立ってしまいますし、人より多くかいてしまうと恥ずかしいですよね。

もちろん、人並みより多く汗をかくと私生活にも支障をきたします。

そして、汗をかいてしまった羞恥心や精神的な不安から、さらに汗をかいてしまって悪循環に陥ることも珍しくないでしょう。

とくに、暑くもないのに顔に大量に汗をかいてしまうのは、本当に深刻で辛い悩みです。

本当に顔汗を止めたいと思っているあなたは、思い切って手術を検討してみるのもいいかもしれません。

この記事は、顔汗の手術の種類や費用、メリットやデメリットなどあなたの気になる顔汗の手術に関する情報を全てご紹介しています。

顔汗の手術に関するさまざまな疑問が解決できると思いますので、ぜひ手術をする前に目を通してみてください。

顔汗の止める手術は何科へ受診すればよい?

  1. 汗専門外来があれば近くにあれば、第一選択肢として受診する
  2. 汗専門外来が近所にない場合は内科 or 神経内科 or 皮膚科へ受診する(顔汗の原因を調べる)
  3. 紹介状をもらい、美容外科へ手術のために受診する(最初から受診してもよい)

顔汗が止まらない、熱くもないのにいつも顔汗が出てしまい顔が湿っているなどの症状がある場合、恐らく顔面多汗症である可能性があります。

多汗症の原因は人それぞれで違います。

多汗症の原因は精神的ストレスによるものが多いと言われていますが、遺伝、更年期障害などのホルモンバランスの崩れ、生活習慣の影響、疾患なども原因のひとつとなっています。

このように、多汗症はさまざまな原因があることから、一概に何科に行けば顔汗が治ると断言することはできません。

また、顔汗の程度や症状などによっては、手術をしないという選択肢もあります。

まずは手術をする前に、いくつかの診療科を周り、自分の顔汗の原因を調べることから開始しましょう。

顔汗は手術の前に内科を受診する

顔汗の手術や治療は基本的には皮膚科や外科で行われますが、顔汗の原因によって診療科や治療法が変わってくるので、まずはそれぞれの診療科で顔汗の原因を探っていきます。

顔に汗をかいてしまう顔面多汗症の場合、まずは内科系or皮膚科にて受診することがおすすめです。内科はもちろん、内分泌内科でも可能です。

内科ではまず、糖尿病や甲状腺疾患の有無を診断します。

糖尿病や甲状腺機能亢進症には、顔の汗が増えるという症状が見られるからです。

糖尿病や甲状腺機能亢進症などの顔汗が増える疾患が見つからなかった場合は、精神的な原因があると考えられるため、精神科や心療内科を受診してみましょう。

医師によっては、つぎに受けるべき診療科を教えてもらえますので、遠慮せずにしっかり聞きましょうね。

また、女性の場合は更年期障害などで、精神的なストレスを抱えてしまうこともあるので、人によっては婦人科を受診することもあります。

可能なら多汗症や発汗異常の専門外来へ行く

お住いの場所や地域によって物理的に受診することが難しい方もいらっしゃると思いますが、可能であれば汗の専門医にて受診することを一番におすすめします。

多汗症や発汗異常の専門外来では、顔汗の検査から汗を止める手術まで一つの医院ですべて行えます。

なるべく早く、そしてできるだけ少ない医者に診てもらいたい場合は、多少無理をしてでも専門医に診てもらいましょう。

顔汗の手術は保険適用になるのか

ここでひとつ気になることといえば、顔汗を止める手術は保険適用になるのかどうかではないでしょうか。

結論から申しますと、顔汗を止める手術は基本的に保険適用になります。

なので、医療機関で受診する際には、必ず健康保険証を提示するようにしてくださいね。

顔汗を止めるための手術の方法全まとめ!特徴や費用とメリット・デメリット

顔汗を止めるための手術の方法はひとつではありません。

それぞれの手術で特徴も違ってきますし、費用も変わってきます。

医療機関によって、取り扱っている手術の種類も違います。

さらに、手術にはリスクが付き物であるため、メリットとデメリットを理解したうえで、手術を受けないという選択肢を選ぶ人もいます。

では、顔汗を止めるための手術には、どんな種類の手術があるのか、そしてどれくらいの費用がかかるのかなどを見ていきましょう。

顔汗を止める手術の種類と方法

顔汗を止めるための手術にはどんな種類があるのか、そしてどのような方法で手術が行われるのかご紹介します。

<星状神経節ブロック>

頭部の交感神経に局所麻酔を打ってブロックする交感神経遮断術です。この手術はくり返し行うことで、症状を軽減することが可能です。

ただし、効果を確認するために、最低でも10回は手術を受ける必要があります。

<胸部交感神経ブロック>

レントゲン透視により、助骨のあいだから背骨の横まで針を通し、濃度の高いアルコールを注射したり、高周波熱凝固法などを用いて交感神経機能を麻痺させます。

長期的に汗が止められる手術ではありますが、再発する可能性が高いため、現在ではほとんど行われていません。

<胸腔鏡下交感神経節遮断術(ETS)>

内視鏡を使い、発汗の指令を伝達する交感神経を遮断する手術です。胸のあたりの高さまで交感神経を切断することで、発汗の指令が伝達されなくなり汗が減少します。

手術方法としては、わきの下に2mm前後の小さな傷を付けて、傷口から胸の中に炭酸ガスを送り、肺を少し移動させ交感神経を見えるようにします。

内視鏡を入れ先端に付いている電気メスで交感神経を10mmほど切断し、内視鏡と炭酸ガスを抜いて傷を縫い合わせて完了です。

左右両側の交感神経を切断する場合は、同じように反対側も手術していきます。

このように、顔汗を止めるための手術には種類があり、それぞれ治療法が異なります。

現在は主に胸腔鏡下交感神経節遮断術を行うことが多いので、顔汗の手術をするとしたら、胸腔鏡下交感神経節遮断術になる可能性が高いでしょう。

顔汗の手術の費用まとめ

顔汗を止めるための手術で気になるのが費用ですよね。

意外に思われるかもしれませんが、顔汗を止めるための手術は、基本的に保険が適用されます。

保険適用でどのくらい費用がかかるのか、顔汗の手術費用をまとめてみました!

星状神経節ブロック(保険適用):3割負担=約1,060円

※注射の価格のみで初診料や検査料は含まれません

胸部交感神経ブロック(保険適用):3割負担=約5,000円

胸腔鏡下交感神経節遮断術(保険適用):3割負担=約93,000円

ちなみに、胸部交感神経ブロックはほとんどの医療機関で扱っていないので、顔汗の手術として選択することはまずないでしょう。

また、胸腔鏡下交感神経節遮断術は、高額医療控除制度の対象となります。

自己負担限度額が超えてしまっている場合のみ、あとで払い戻しされますので、あらかじめ自己負担限度額について確認しておきましょう。

顔汗は手術するべき?手術のメリットとデメリット

手術にはメリットとデメリットが付き物です。

デメリットを考えると、あえて手術はしないという選択肢を選ぶ人もいます。

では、顔汗を止めるなら手術はするべきなのか、手術のメリットとデメリットを見ていきましょう。

<星状神経節ブロック>

・メリット:症状が軽減できる

・デメリット:最低10回以上の手術が必要

<胸部交感神経ブロック>

・メリット:長期的に汗を止めることができる

・デメリット:効果が不確実

・デメリット:数ヶ月で再発する

<胸腔鏡下交感神経節遮断術>

・メリット:効果がほぼ確実

・メリット:手術は短時間で傷あとも小さく目立たない

・デメリット:ほぼすべての人に代償性発汗*が起こる

・デメリット:切断した神経は戻すことができない

・デメリット:稀に神経が伸びて再発することがある

*代償性発汗とは、顔の汗を止めた分、ほかの部位から汗が多く出るようになることで

どの部位の汗がどのくらい多くなるのかというのは、個人差があります。

手術は、顔汗を止めるのには手っ取り早い方法かもしれませんが、人によってはデメリットが、生活に支障をきたすほど致命的になることもあります。

なので、顔汗を止めるなら絶対に手術をするべきだとは一概には言えません。

また、顔汗を止める治療法は、手術だけでなく薬物療法などもあるため、まずはほかの治療法を試してみることをおすすめします。

手術以外で顔汗を止める治療法とは?

手術は最終的な手段として考え、まずは手術以外の顔汗を止めるのに効果的な治療法から試してみてください。

では、顔汗を止める治療法には、どんな方法があるのかご紹介します。

・内服薬による薬物療法

発汗を止める薬を服用します。全身に作用するので副作用は全身に出ます。

ただし、大きな副作用はありません。

また、精神安定剤や抗うつ剤など、緊張感を和らげる薬が処方されることもあります。

・外用薬による薬物療法

主に塩化アルミニウムを使用します。

皮膚に塗ることで発汗をへらすことが可能です。ただし、個人差があり効果が感じられない人もいます。

・ドライオニック

アメリカ製のドライオニックという多汗症治療専用の器具を使います。

身体に電気を流すことで一時的に発汗を減らします。

ただし、日本の医療機関や業者ではあまり取り扱っていないため、個人輸入をしなくてはなりません。

効果には個人差があり、使用における事故や副作用に関してもすべて自己責任となります。

手術以外で顔汗を治療するとしたら、主に薬物療法になることが多いようです。

効果に個人差はあるものの、症状が改善する人もいるので、まずは十分に試してみるとよいでしょう。

関連記事:顔汗を手っ取り早く止めるには、顔汗専用の制汗剤がおすすめ!制汗剤の詳細はこちら

まとめ

・手術をする前に内科で除外診断を行う

・可能なら専門外来に行って検査と手術を行う

・現在は主に行われているのは、交感神経を切除する胸腔鏡下交感神経節遮断術

・手術は効果的だが、デメリットもあるのでまずはほかの治療法を試す

・手術以外なら薬物療法が主な治療法

人それぞれ、顔汗にどのくらい悩んでいるのかは違います。

手術をしたいと思っているほど悩んでいるのであれば、まずは医療機関で受診をしましょう。

手術をするかしないかは、受診してからでも決められますよ。

悩む前に行動して、顔汗とおさらばしましょう。

手術をすることによるメリットは大きいですが、そのぶんデメリットもたくさんあります。

費用もかかりますし、手術するかしないかは、よく考えてから選択することをおすすめします。

関連記事:顔汗に悩む人全てに読んでほしい!顔汗を止める方法の全て

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