『加齢臭』と聞くとおじさんがなるものというイメージがありませんか?実際、40代以降の男女の8割以上は加齢臭がするという話があります。
ところが、男性で早い人だと20代から首の後ろが臭いはじめるのだとか!おじさんという言葉とは全く結びつかない20代の人がなぜそんな臭いを醸し出し始めてしまうのか、その原因と解決・対策方法をご紹介します。
目次
20代なのに首の後ろから異臭が…!
仕事から帰ってきて食事を済ませてお風呂に入り、やっと寝れるぞー!と枕に勢いよく突っ込んだら何やら臭いが…なんて経験はありませんか?
加齢臭は人によって感じ方が違うものの、古い油やろうそくの臭いに例えられたり、古本の臭いと言われたりもします。
「まだ20代なのに加齢臭が…」とショックを受けてしまうかもしれませんが、臭いに気付いたということは対策ができるということ。まずは加齢臭がする原因についてよく考えてみましょう。
20代の加齢臭の原因は何!?
20代ですでに加齢臭という何とも言えない現実にぶつかってしまったあなた、ツライですよね…。「オヤジって年じゃないのにどうして…」なんて考えていませんか?
20代で加齢臭がする原因には『食生活の乱れ』と『運動不足』が関係していると言われています。
そもそも、どうして加齢臭がするようになるのか。そのメカニズムをお話しましょう。
加齢臭の原因と言われているのが『ノネナール』という成分です。ある程度の歳になると体の中の中性脂肪やコレステロールが酸化され、過酸化脂質が発生します。この過酸化脂質が皮脂腺から分泌される脂肪酸の酸化を促進し、原因物質であるノネナールが出来るのです。
では、食生活の乱れとどう関係があるのでしょうか?お肉や揚げ物などの油っこい食事を中心に食べていたり、ファーストフードやスナック菓子を大量に摂取していると、脂肪分がどんどん溜まっていきます。
脂肪が溜まるということは、それだけ酸化する物質を蓄えているということ。過酸化脂質を大量に発生さることになり、ノネナールの分泌を促す結果になるのです。
運動不足も加齢臭の一因だと言われています。運動不足に陥ると代謝が落ちてしまい、体に脂肪を蓄えやすくなりますよね。
そしてため込んだ脂肪がどんどん増えていくとそれだけ脂肪酸が増加していることになり、酸化が進んで加齢臭に結びつくというわけです。
加齢臭の原因はほかにも『飲酒』『喫煙』などがありますが、『ストレス』も大きく関係していると言われています。
ヒトの体はストレスを感じると活性酸素が発生します。つまり、ストレスが大きければ大きいほど体内では活性酸素が増えていき、過酸化脂質も増加することに…。活性酸素の量が加齢臭の強弱に影響しているという話もありますよ。
諦めないで!加齢臭の解決法
「俺はもオヤジなんだ…。オヤジとしてこれから先ずっと生きていかきゃいけないんだ…」なんて思っていませんか?
いやいや、待ってください。
加齢臭が出たらずっと出っ放しというわけではありません。原因が分かったら、次は解決法を考えましょう。
原因となり得ることを改善していけば良いんです!
偏った食生活を改めよう

加齢臭の一番の原因とも言えるかもしれないのが『食生活』
油を体内に注ぐような食事内容は健康の面からも改めるべきだと言えます。お肉や揚げ物ばかりの食事を見直して魚や野菜、キノコ類なども摂取して食事のバランスを意識しましょう。
きっちり栄養バランスを考える必要はありません。「最近野菜食べてないからグリーンサラダを選ぼう」「きのこってあまり食べないからきのこが入ったスパゲティにしようかな」という程度で大丈夫。
1日単位で考えると食事バランスを保つのは大変なので、1週間単位で取り組むだけでも違いますよ。
あとファーストフードやコンビニ弁当、スナック菓子などには保存料や着色料、甘味料などの食品添加物が含まれていることが多く、体内に摂取されたときに「異物」と判断されて肝臓で解毒作用が働きます。
このときにたくさんの活性酸素が発生し、体の酸化を促進し加齢臭が発生する要因となるため、できるだけ控える努力が必要です。一番のおすすめは和食を自炊することですよ。
有酸素運動を取り入れる

運動を取り入れることで体内の酸化反応を抑えることができます。ただし、筋トレなどの無酸素運動は活性酸素を作ってしまう原因になるので、ウォーキングや水泳、サイクリング、縄跳びなどの有酸素運動がおすすめです。
また、新陳代謝が改善されて体に蓄積された脂肪も燃焼させる効果もあるので加齢臭の改善が期待できます。
ストレス発散も忘れずに

ストレスも活性酸素を発生させる大きな原因要素です。活性酸素を抑えることができれば加齢臭も抑えることができるということ。
ストレスはため込まずに発散させることが大切です。自分に合った発散方法で気分をリフレッシュさせましょう。
加齢臭を予防したい!対策法は?
「まだ加齢臭はしてないハズだけど…何かしておくべき?」という人の為に加齢臭の対策法をご紹介しましょう。
脂質を抑えた食事を心掛ける
肉料理や油分の多い食事ばかり摂っていると、皮脂の過剰分泌に繋がって加齢臭を起こす原因になります。
とは言っても、お肉や揚げ物が好きな人にとってはいきなり食べられなくなるのは大きなストレスになってしまいます。
完全に断つとまではいかなくても、お肉や油っこい食事の回数を減らして、その分野菜や魚、きのこ類、海藻類などが含まれる食事の回数を増やしましょう。ファーストフードも体内に活性酸素を発生させる要因なので、できるだけ食べないほうが良いですね。
可能な限りは自炊をするなどして、外食の機会を減らしましょう。
自炊をすると、財布にも脇にも優しいですかね。
ストレスを溜めない
ストレスは活性酸素を発生させる大きな原因です。定期的にストレスを発散させるのがおすすめですよ。また、ストレスを軽くするのも効果的です。
仕事の合間に休憩を取ってリフレッシュしたり、何か問題を抱えていたら一人で考え込まずに信頼できる人に早めに相談するなどしましょう。
的確なアドバイスがもらえたり、手を貸してくれるかもしれませんよ。
有酸素運動を定期的にする
有酸素運動を定期的に行うことで新陳代謝が活発になり、体に付いた脂肪を燃焼することができるため、過酸化脂質の発生を抑えることができます。
また、定期的に汗を流すことで汗腺に老廃物が溜まりにくくなるため、加齢臭の予防にもなりますよ。
これはあくまで体の負担の少ない有酸素運動だから加齢臭対策になるのであって、一気に負荷のかかる無酸素運動は活性酸素を発生させるので注意が必要です。
無酸素運動には腹筋や筋トレ、ダンベル運動などが挙げられ、やり過ぎると加齢臭を引き起こす可能性があるので気を付けましょう。
汗はこまめに拭いておく
汗をかいてそのまま放っておくと、皮膚の常在細菌であるブドウ球菌などが活発になって繁殖し、臭いを発するようになります。
加齢臭とは全くの別物なのですが、この汗の雑菌臭と加齢臭が混ざり合って強い臭いを作り出してしまうため、汗をかいたらこまめに拭くようにしましょう。
首の後ろは念入りに洗う

加齢臭は首の後ろから強く発生します。でもついつい洗い忘れてしまう人が意外に多いようです。
首の後ろ側もしっかりと洗って臭いの元を洗い流してしまいましょう。ただし、洗い過ぎると肌が乾燥してしまい皮脂の分泌を活発にしてしまうので注意が必要です。
ゴシゴシと力を入れて洗うのではなく、できれば細かな泡ができるほどしっかりと泡立ててやさしく洗ってください。
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まとめ
20代の人が加齢臭を発生させる原因には「食生活の乱れ」と「運動不足」が挙げられます。肉類や油っぽい食べ物、ファーストフードなどは皮脂の過剰分泌を引き起こしたり体の酸化を促進して加齢臭を発生させやすくします。
また運動不足になると代謝が低下して体に脂肪が溜まりやすくなります。すると皮脂から分泌される脂肪酸の量も増えて加齢臭に拍車をかける結果になります。
加齢臭を解決するためには「食生活の見直し」「有酸素運動を取り入れる」「ストレスを溜めない」の3つが大切です。
予防法として上記3つのほかにも「汗をこまめに拭く」「首の後ろをしっかりと洗う」などの方法も有効なのでぜひ実践してみてください。